美しい嫁を自慢すべく痴態をネットで晒すと多きな反響を受けて夫婦共々、承認欲求を拗らせて
終にはネトラセ、ネトラレに走ると言うストーリーであり、プロットの方向性としては悪くないと
思われるが、最終的なプレイでは他人に妻を抱かせる行為に行き着くが、それが所謂、淫靡、背徳、
罪悪などのNTR的な要素を含まず、タイトルにもあるようにあくまでも承認欲求を得るために
夫婦での自己主張の手段としてしか帰結しないこと、そして夫の欲望の暴走はともかく、
それは受け入れ、承認欲求を募らせ拗らせていく妻の心の動きが全く描かれていない事から
イマイチ、ストーリーに感情移入できない流れとなり、それはセックスが2つしか用意されていない
にも関わらず、160分もの長い収録時間、当然のことながら芝居パートに多く時間がされているものの、
ドラマ性が破綻している以上、冗長極まりなく退屈な構成となっているのは構造欠陥と言える。
よって、今後、似たような商品をリリースするのであれば、時短をした上で、プロットから不必要な
要素を取り除くことでコンセプトを明確にするブラッシュアップをするなど、根本的な改善が
必要不可欠であろう。
それでは以下に、各パートの概要を記する。
最初のパートは、セックスである。
夫婦の夜の営みと言う設定。ここではネットにうｐする事になるスマホでのハメ撮りシーンなどが
演出として用意されているが、それ以外は、芝居寄りの男優滝本サトシが起用されている事もあって
何の変哲もないソフトなプレイが影響して、女優は前戯ではゼロ、ファックシーンでも4回の
絶頂しか見られない見応えのないカラミとなっている。
2番目のパートは、フェラ抜きである。
露出プレイに走る過程が描かれており、ホテルの廊下で夫婦でセックスをおっぱじめるが、
これは前振りに過ぎず、結局、他人に見つかり、部屋に戻ってフェラ抜きと言う流れとなる。
おそらく、フェラ抜き案件を消化する為だけに用意されたパートを無理やりドラマのプロットに
落とし込んだとしか思えない不自然な印象である。
3番目のパートは、フェラ抜きである。
飲食店での羞恥露出プレイの後、ここでもホテルの廊下でセックスをおっぱじめ、
更には通りがかった他人の男をフェラ抜きするプレイとなっている。
前パート同様、ストーリー的に過程を描いているのであろうが、感情移入できない
ストーリー展開のもとでは、商品の中盤に立て続けにフェラ抜きを用意されても、
退屈で冗長、中弛みを生むだけである。
ラストパートは、セックスである。
夫の前で妻が他人棒に抱かれると言う設定。男優にはイセドン内村が起用されている。
男優が変わってもプレイスタイルに変化が見られず、ここでも前戯での絶頂がないのは不満であるが、
ファックシーンでは打って変わって8回の絶頂を見せてくれる為、初っ端のカラミよりも
随分マシな印象を受ける。尚、ここでもフィニッシュは中出しであるが、NTR要素がないにも
関わらず、また中出しに何の付加的要素の付け加えない中出し演出は、ストーリー的にも
非常に不自然極まりないものであった。
ヒロイン役の女優は、初音みのりさん。
綺麗な顔立ちをしており、身長158cmに、スリーサイズは、B87cm W58cm H85cm。
Hカップのバストに、腰は括れて、大きめの尻をしたムチっとした肉付きのセクシーボディである。
総じて、冒頭で述べた様に感情移入出来る様な代物ではない事からドラマとして破綻しており、
よって、エロパートも設定にポン付けした程度の価値しかない。
また、これだけ長い収録時間でありながらセックスは2つしか用意されておらず、
それもコンサバなプレイ内容であり、それが原因か、男優がしょぼいのか、演出的制約なのかは
知らないが、全編を通じて絶頂回数が少なすぎるカラミであり、前半のセックスなどは特に使用に
耐えないレベルであった。しかしながら、女優の性的ポテンシャルが著しくが為に、
絶頂回数云々ではなく、カラミ自体は普通に鑑賞できるレベルであった事は幸いであり、
よくある制作陣の無能を補って余りある女優の魅力が、商品をかろうじてエロビデオの領域に
踏みとどめているパターンのそれである。
その女優の性的スペックであるが、感度抜群に小刻みにブルブル震えて喘ぎ悶えて感じまくり、
激しく切れのあるビクビクした痙攣を見せて絶頂すると虚ろになる
素晴らしい性的パフォーマンスを発揮している。
結果的に、抜こうと思えば抜ける作品である。※あくまでも個人の感想です
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