1msfh00006jp-1

SODクリエイトからリリースされた広瀬りおなのデビュー作である。

有象無象に見受けられる監督が出てきて女優と喋りで絡む始まりを採用せずに、

何の前振りもなくいきなり男優玉木玲が登場するとインタビュアーとなって

女優に質疑応答をする流れとなる。インタビューの内容自体は粗製乱造されてるAVと

大差ないものであるが、この後、この2人がセックスをすることからインタビューから
プレイへと自然な流れで展開する演出は悪くないどころか評価に値する。

また、初めは軽いキスを何度もした後、なんと7分間もベロキスするシーンが、

セックスに入る前の助走的な前振りとして用意されているのも趣向を凝らしてるように

感じられ、冗長に感じるかに思う長い時間ではあるものの、インタビュー時の緊張による

固い表情から一変して蕩けて淫靡な表情をしている事から見応えのあるものであったし、

より自然に、インタビューとセックスをリンクさせる事に拍車を掛けている。


この後、ベッド移動して本格的なカラミへと展開しており、どちらかともなく口づけをして

舌を絡まし合うと再び蕩けた表情を浮かべた女優は、愛撫し合いながら脱がされ、

ショーツを越しに股間を弄られて初めての絶頂を見せ、全裸にされると膣を晒されて

触られて糸引く愛液を見せ付けられ、クンニ、手マンされて2回絶頂すると男の体を舐め、

フェラをした後、ペニスを挿入されると様々な体位でファックされて喘ぎ悶えて

感じまくって7回の絶頂を見せおり、ファックの最中、お願いして男の汗を舐めとる

シーンもあり、最後は射精された精液を腹から胸に浴びてお掃除フェラをしている。

尚、事後の余韻に浸るシーンはなく、裸で感想を語り合う男女が映し出されている。


以上が、最初の用意されたセックスパートである。


2番目のパートは、セックスである。

ここで年下の男性をお姉さん的立場で責める演出が取られており、

デートシーンの後、ホテルの一室にベッドインしてのプレイとなる。

内容であるが、基本的に女優が責める基調となり、ファックシーン後半まで

仰向けに寝たままの状態となった男優をリードしている。

それでも責められるシーンもある事から前戯で2回、ファックシーンで2回の絶頂は

見せるが、初セックスには遠く及ばない内容となっている。

尚、男優は向理来が起用されている。


ラストパートは、セックスである。

ハードなプレイをコンセプトにしているが、目隠しや手枷などの小道具で雰囲気を

出しているだけで、プレイ的にはハードとは程遠いものであるが、

デビュー作と言う事を鑑みれば仕方のない事だと諦められるレベルではある。

また、男優が鮫島だけにコンサバなプレイとなっており、特筆すべきものはないが、

指摘すべき点もないごく普通のセックスとなっている。

尚、絶頂回数は、前戯で1回、ファックシーンで8回となっている。


最後に女優がインタビューされるシーンがおまけ的に用意されている。

インタビュアーは、おそらく監督と思しきおっさんである。


(本編終了後に、1時間半弱パイロットビデオが収録されている。

女優にはまだ名前が付いておらず、SODのマーケティングの一環であると思われる。)



女優は、広瀬りおな。

きれいな顔立ちをしており、身長160cmに、スリーサイズは、B88cm W54cm H80cm。

Fカップのバストに、腰は括れて、小さめの尻をした引き締まったスレンダーボディである。


モデル、レースクイーン、グラビアをしていた経歴、及び30歳と言う設定からか

新人らしい初々しさ、即ち緊張や羞恥をそれ程に見せおらず、デビュー作と言うには

味気なさを感じる向きもあろうかと思われるが、個人的なファーストプライオリティは

性的パフォーマンスである事から、初セックスから絶頂を見せてくれるような女優は

大好物である。


また、デビュー作の場合、監督によるインタビューや初脱ぎばかりでなく、フェラや

おもちゃ責めなども定番の演出となっているが、本作は基本的にセックスだけで

構成されており、それも複数プレイを除いたものであることは英断であったろう。

とは言え、いくら初々しさを演出しない方向性を持つからと言っても「初脱ぎ」を

用意しなかった事は賛否が分かれる案件でもあろう。

更に言えば、セックスだけで構成する都合上、各パートに差別化を施さざるを得ず、

事実、それぞれのパートで異なる演出となっているが、監督にイマイチ能力が

認められないのは、最初のセックスが至高のもので、中盤は使用に値しないカラミで

ある事から中弛みを生み、ラストはそこそこレベルであるものの、趣向を凝らした演出を

持つ初セックスには遠く及ばないものである事から全般を通じて尻つぼみ的な印象を

持つ商品となってしまっているのは残念である。


とは言え、何度も述べているように、女優は初撮り作品と言うに目を見張る活躍を見せ、

敏感にビクついて喘ぎ悶えて感じまくって、全身を硬直させると痙攣して何度も絶頂する

高い性的パフォーマンスを発揮しており、デビュー作と言う事で心情的にどうしても

ハードルを低く見積もってはいたものの、そんな心配はよそに、必要にして十分な

セックスを担保してくれてる。


結果的に、抜ける作品である。


芸能人 広瀬りおな AV Debut