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ワープエンタテインメントからリリースされた彩乃らんのデビュー作である。

インタビューと初脱ぎ、初セックスがセットになったパートを皮切りに、

フェラ抜き、オナニー、3Pと言う構成になっており、途中、インタビューや監督との

デートシーンが差し込まれている。以下に概要を記す。

最初のパート。
有象無象のAVでよく見かける女優の事を一切知る得る事が出来ない内容の質疑から

監督の駄弁りが止まらないせいでエロく感じられない初脱ぎ、そして男優玉木玲を起用した

初セックスは、極々普通のプレイである。尚、絶頂シーンは皆無。


2番目のパート。

キャンギャル風のレオタード衣装とご丁寧にパラソルまで用意されているが、

全く意味不明である。ここでは女優が責めて汁男優をフェラ抜きするプレイとなっている。

直後、何故か意味不明のオフショットが付け加えられているが、時間の無駄である。


3番目のパート。

車の中でのオナニーと言うシチューションだが、窓が全てモザイクで覆われている為、

監督が意図したであろう羞恥的な効果は激減している。なら初めからすべきではない。

また、オナニーと言いつつ、ここでも監督が口や手を出している事から非常に邪魔であり、

女優の邪魔をし、視聴者の邪魔をするのはドアホと言う他ない。

尚、ここでも絶頂はない。


4番目のパート。

3Pであり、担当はマッスル澤野と佐川銀二が担当している。ただ、銀二であるが、

バスローブにソフト帽と言ういでたちで登場しており、男優が勝手におふざけするはずなく、

仮にそうであったとしてもそれを許す監督のセンスのアホさ、おそらくは監督のふざけた

演出なのであろうが、こんなものはいらない。そもそも主役は女優である。それ以外の

モブキャラを目立たせてどうするつもりなのであろうか。

尚、ここでも女優は絶頂を見せず、これで全編を通じて逝くシーンは皆無となる。



『横浜生まれ横浜育ちの国立大卒お嬢様「優等生」』とタイトルにあるが、

八百屋が産地を売りに、焼肉屋が牛の育成地を売りに、商売するなら解かるが、

また、AVメーカーの就職面接で国立大をブランドにしてアピールするなら解かるが、

AVでこれらの生まれ育ちやプロフィールが売りになるとは思えず、

作中において付与されたストーリーに密接に関連するのであればまだしも、

そもそも、これらが本編にはなんら関係性のない意味不明な設定であり、

エロとの結びつきも希薄どころか全く認められず、そうかと思えばタイトルにもなく、

作風とも全く関係のないキャンギャル風のレオタードの衣装が本編で用意されるなど、

根幹的に意味不明の滅茶苦茶なものとなっており、『ワープエンタテインメント』と言う

メーカーそのものの胡散臭さが匂ってくるようである。


冒頭、インタビューから始まるが、監督は矢つぎばやに質問をする一問一答形式と

なっており、それでは会話のキャッチボールなど生まれるはずもなく、

インタビューと言うは、相手の話したことを手掛かりにして、さらに質問を重ねて話を

深める作業を手段、そしてアイデンティティを知り得る事を目的とするものであるが、

用意された質問事項を言うだけでは、当然のことながら女優のアイデンティティを理解

することなど出来るはずもなく、そもそもインタビューのことを知りもしないで、

インタビューをするなど、胡散臭いメーカーが飼う監督は、所詮この程度の

手合いなのだろう。


インタビューから初脱ぎへと展開するが、ここでは更に監督の悪辣ぶりが発揮されており、

意味もなく女優の体に手を出し、当然のことながらゴミの手が画面に映り込むが、

これら意味もなく女優にお触りする行為は本作の随所に見受けられる不快の始まりに過ぎず、

新手の出しゃばりの手法であろうか、手を画面に入れ込むと言う意味も意図もない

悪目立ちは不快極まるものである。


この後、初セックスへとシームレスに続く事で、インタビュー、初脱ぎ、初セックスが

ワンセットとなるパートが最初に用意される事となっており、

セックスに関しては、よくあるソフトなものであり、絶頂は見受けらないカラミとなるが、

デビュー作初プレイ故に、それは仕方のない事であろう。それよりも何よりも

情事の直後の弛緩の中に潜む緊張感の果てに余韻に浸る満ち足りた表情した女優の姿を

視聴者が見たいにも関わらず、「どうでした」とどうでもいい事を喋りかける無粋な真似を

する監督の愚行で台無しにされてるが、これもまた全てのパートで繰り返される光景であり、

こいつはもう悪目立ちが過ぎるとドアホとしか言いようがなく、

事実、この後、デートシーンが映し出されるが、ハメ撮りドキュメントでもあるまいし、

何故、監督がデートをするのであろうか。プレイを担当する男優に任せれば、

自然な流れでカラミへと展開するにも関わらずである。

また、オナニーシーンでは延々と喋る上に手まで出しているが、

そもそも黒子であるはずの監督が、オナニーと言う女優個人のプレイに、

何故、関係のない第三者であるにも関わらず、出しゃばるのではあろうか?

また、この監督、「どうでした?」を口癖の様に言うが、そもそもこのような曖昧な

質問で何を聞き出そうと言うのか、ドアホの典型であろうか。


また、こいつがカメラをまわしているのかどうかは別として、不自然に感じる

カメラワークとフレーミングであり、具体的に述べれば、初脱ぎで見受けられる

唐突に動くフレーミング、初セックスではカメラマン自らの足が映り込んでおり、

これは意図的に『手』を画面に入れる愚行とはまた違ったもので、

これこそ、プレイに関係のない人間の体の一部が画面に映るなど雑もいい所であろう。

また、カラミの途中、唐突に長々と差し込まれる静止状態の引きの画面で、

一体何を表現したいであろうか。ワイプを使用するのも同様である。

承認欲求を得る為の自己主張なら他所でやればよい。


ゴミの様なAVのクズの様な監督であってもクリエイターの端くれであろう。

であるのに、彼は誰の為に製作しているのか解らないのであろう。

視聴者が金を払って商品を買っている事が想像できない。

こいつ、引いてはメーカーも含めて、消費者がいる事が想像できないまま

何か解らないモノを作って流通させている。だから平気でゴミを垂れ流す。


自意識過剰で自我の増大した加害型の勘違い自称AV監督が、金を払っている

視聴者に、自己中目線での満足を撒き散らしていて、心底うんざり嫌な気分になる。

何より消費者が見えてないのが痛々しい。知能指数がバクテリアと同じでは、

これはもう精液からでなく、先祖からやり直さないと無理であろう。

ドアホは病気ではない故に薬でも手術でも治らない。

この「さもあり」とか言う監督は初見であるが、初見でブラックリスト入りとは、

全く以って度し難い。


女優は感度よく感じまくって喘ぎ悶えて感じまくっているが、全編を通じて絶頂がなく、

絶頂と言うは快楽の頂点であり、山があるから谷が出来てテンポが生まれるが、

絶頂が少なければ、メリハリのないカラミが展開してダラダラしたプレイが続いた挙句、

見応えのないセックスに成り下がり、そもそも女優が逝ってないのに、見ている側が

逝けるはずがないではないか。

しかしながら、女優はこれがデビュー作と言う事を鑑みれば、残念であるが、

致し方のないことであろう。

それよりも何よりも唯一無二のデビュー作を能無しのビチクソ監督に台無しにされ、

何もかもを御破算にされた事の方が不憫である。


結果的に、抜けない作品である。


横浜生まれ横浜育ちの国立大卒お嬢様「優等生」の仮面も卒業して、AVデビュー。 彩乃らん AV体験撮影 1176