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AVのドラマ作品において、女優さんが台詞は棒読みだわ、感情表現が下手だわ、

演技力が無さ過ぎて云々と言った批判を行うユーザーが一定数いるが、

これは頭がどうかしている。おそらく前頭葉でも欠落しているのであろう。

確かに、これが舞台俳優であれば致命的かもしれないが、強く訴えておきたいのは、

AV女優と言うのは、「女優」を名乗ってはいるが、それは芝居を表現する職業ではなく、
セックスの表現者であると言う事である。


だからこそ、わざわざ頭に『AV』が付いた女優と名称されている。

彼女らは舞台の上ではなく、ベッドの上が仕事場なのである。

拠って彼女らに芝居のクオリティを求めるのは根本的に間違っており、

更に言えば、演技の是非を批判するなど、御門違いも甚だしく、

泥酔しているのかテーブルをバンバン叩いてはげらげら笑う半グレと大差ない。


これらの事を鑑みれば演技の勉強をしておらず、そもそも演技をする仕事ではない

彼女らが巧い芝居を打てないのを批判するのであれば、それ以前の問題として

ドラマ作品を監督しながら演技指導が出来きもしない能無し監督を非難すべきではないのか。


これらは、何も芝居下手な女優を擁護する為に訴えているのではない。

もしも、仮にも彼女らが完璧に演技をこなしたらどうなるかを考えても見給えよ。

それはエロビデオたるAVの本懐たるセックスにおいてもまた演技でアンアン喘ぎ、

逝ってもないのに絶頂してるフリをしてる様に思えるのではないのか。

普通にそう思ってしまうのではないのか。そうなれば、全てが興醒めとなろう。

なぜならば、そこにリアルも無ければ、リアリティも皆無だからである。


逆に言えば、台詞は棒読みだわ、感情表現が下手だわ、演技力が無さ過ぎる女優さんが、

セックスで喘ぎ悶える姿にこそ真実味が感じられるのではないか。


以前、「ガキの使い」でダウンタウンの松本さんが述べていた言葉を借りると

「AVはデビュー作が一番エロイ。二作目以降はビジネス感が出てエロくない。

AV女優はプロ意識を持った時点で終わり。素人こそプロなり。」と述べているが、


ドラマ作品においては猶更、演技など下手であれば下手である程、セックスにおける

その感じ方、逝き方のリアリティが迸るものと個人的には考えるものである。


ただ、AV女優の脇を固める者達は芸達者な必要性がある。

皆がみな、下手糞が芝居をしたいたら、それは幼稚園児の学芸会以下の代物であろうし、

そんなものに値段を付けること自体、間違っていると言わざるを得なくなる。

故に昨今、カラミ以外のドラマシーンにおいて、非AV男優で芝居専門の俳優を

男女問わず起用しているのは一定の評価は出来るが、

如何せん、監督が演技指導もできないゴミであり、

AV男優もまた芝居が出来ない腰振り人形であることを鑑みれば、

どのみち、AVにおけるドラマ作品の未来は言わずもがなであろう。