ヒロインは口先では拒絶しているものの、さしたる抵抗も見せずにされるがままに

身を任せるばかりか、キスされれば舌を絡まし返すわ、直ぐに感じまくるわ、

むしゃぶりつく様なフェラをした上に金玉まで舐め回すわ、尻を突き出して

ペニスを受け入れるわ・・・と和姦と言うよりも普通のセックスが展開しており、

物語の制約を受けずに、初っ端から全編に渡って女優が性的ポテンシャルを解放する

シチュエーションであるのは、即ち捨てパートがないと言う事であるが、

本作では致命的な問題を含有しており、それは後述する。

内容は115分で4部構成となっており、前述したセックスの後は、

ひたすら女優がクンニされて終わると言うパートが用意されており、

ストーリーを補完する為でもなく、かと言ってエロ的に意味が見いだせない

単調で冗長な一本調子なプレイの為、全く以って意味不明である。

もしくは、尺合わせの時間稼ぎにも程がある能無しぶりであう。

次いで、フェラ抜きパートが用意されているが、セックスシーンで散々見せ付けられた

プレイの一技巧でしかないものを、別途パート化されても退屈であるばかりか、

前パートに引き続いて超絶な中弛みを生む原因となっている。

そして、最後にはセックスが用意されており、ここでは相思相愛となった関係性のもと、

ヒロインも積極的に快楽を享受する姿勢を持ってのくんずほぐれつ絡み合う

プレイが展開されている。

女優は、菊市桃子。

奇麗な顔立ちをしており、身長155cmに、スリーサイズは、B83cm W64cm H83cm。

Bカップのバストに、腰は括れて、程良い尻をした適度な肉付きの肢体である。

荒唐無稽でご都合主義的なある意味コントに近い内容であり、

とてもとてもドラマ作品などと言える代物ではない。

また、フェラ抜きだけでなく、クンニだけで終始すると言う視聴者をバカにした様な

短絡的な時間稼ぎまでしている事で、著しくコストパフォーマンスの悪い商品であり、

粗悪品と言っても過言ではないと思われる。

ただ、ストーリーが破綻している事によって、全編に渡って女優が性的ポテンシャルを

解放できる状態であるにも関わらず、本作では女優の絶頂は皆無となっている。

ただ、マグロの様な未反応な事はなく、深く堕ちていく様な感じ方を見れば、

高い性的ポテンシャルの持ち主である事は推測できるが、

なにせ、本作で3作目と言うキャリアの浅さが仇となったのではなかろうか。

ともあれ、絶頂と言うは快楽の頂点であり、山があるから谷が出来てテンポが生まれるが、

絶頂がなければ、メリハリのないカラミが展開してダラダラしたプレイが続いた挙句、

冗長で退屈で眠たいセックスに成り下がる事となり、

そもそも女優が逝ってないのに、見ている側が逝けるはずもなかろう。

結果的に、抜けない作品である。