タイトルからも解る様に、巨乳の女優を起用した上で、デリヘリを利用した男性が待つ
ホテルに行ってセックスをすると言う表題のままの設定を採用した単純でシンプルな
商品となっており、殊更ドラマ性もなく、エキセントリックな演出も見られず、
となれば、男優の性能が商品の良否を左右する重要なキーとなる事は
火を見るよりも明らかであろう。
さて、本作は120分で2部構成、即ち、2つのセックスが成り立っている。
ただ、後半に用意されたセックスは、フェラ抜き、オナニーを経てからのカラミと
なっている事と非常に粗くて雑な編集がなされている事で3分割されている様な印象に
拍車を掛けている。
以下に概要を記す。
前半パート。
小芝居付きでデリヘル嬢がホテルに派遣されるシーンから始まり、
先ずは、パッケージにある下着とガースト姿へと生着替え、そこからセックスへと展開し、
絶頂回数は、前戯で9回、ファックシーンで6回となっており、
前戯に対してファックでの絶頂が少ないのが顕著に見て取れるが、
前戯ではおもちゃ責めがメインとなっている事を鑑みれば、
肝心のペニスで逝かせ切れていない男優のショボさが伺える事となる。
尚、女優は前戯の途中にショーツを脱がされてはいるが、ブラとガーストは
身に着けたままである。男優は沢木和也が担当している。
後半パート。
ここでは風俗を初めて利用する男性客と言う設定から基本的に女優リードのカラミと
なっている。先ずはフェラ抜き、次いで客のリクエストと言う体裁でのオナニー、
最後はセックスと言う流れとなっている。
尚、絶頂回数はオナニーで1回、セックスでは前戯で3回、ファックで6回となっている。
また、ここでは前半(胸への射精)の違い、中出しフィニッシュとなっているが、
本作はドキュメンタリーではない故、疑似行為自体は構わないが、意図も意味もなく、
疑似中出しをした結果、中出しの『リアル』を担保する為に、膣をアップで映して
流れ出る精子を強調している事で画面がモザイクだらけとなり、昨今の粗く広範囲な
モザイクでこれをやられるとユーザーは堪ったものでなく、視聴者のことを1㍉たりとも
考慮しない失礼無礼無知の愚行と言わざるを得ず、
AV監督たちの多くは知性が足りない事の証左でもあろう。
前述した様に、シンプルな設定、演出、構成故に男優の性能が成否を分けるが、
起用したのはロートルの沢木和也と見た事も聞いた事もない若ハゲのスカタンである事から
客観的に勝率がかなり低い勝負に臨んでいると言うのが、正直な感想であり、
どちらの男優にせよ、リードが下手糞である事からメリハリのないカラミとなっており、
本来であれば、凡作にもならずにオワコンと言った結末を迎えたのであろうが、
女優の性的ポテンシャルが高い故に、何とか使用に耐えるレベルまで引き上げているのは、
感謝の極みである。
女優は、羽生ありさ。
可愛い顔立ちをしており、身長153cmに、スリーサイズは、B93cm W59cm H90cm。
Iカップのバストに、腰は括れて、大きな尻をした豊満なグラマーボディである。
尚、パイパンである。
敏感のビクついて喘ぎ悶えて感じまくって涎を垂らす場面もあり、
ビクビクとした激しい痙攣と伴った絶頂を何度も見せているが、
ここまで多く述べた様に、男優の性的能力の乏しさ故に
彼女のパフォーマンを引き出しているとは言い難いのは、本当にもったいない事であり、
結果的に、抜こうと思えば抜ける作品である。
コメント