h_068mxgs01081pl

マキシングからリリースされた瀧澤一知佳(たきざわいちか)のデビュー作。

最初のパートは、インタビューである。

塑像濫造されているその他有象無象のデビュー作同様、短絡的な質疑応答に終始している

事から女優のアイデンティティを深堀する意図は微塵も感じられない。

そもそも、インタビューと言うは、インター(inter)は「お互いに」とビュー(View)は
「見る」から成り立っている事からも「お互いに見つめ合う」との意味から発展した

英単語であり、具体的には質問をして情報を得るために行われるものである。

おそらく監督はこの意味を全くと言って言い程に理解していないのであろう。


2番目のパートは、初脱ぎである。

インタビューとは裏腹にここでは緊張で強張った表情を見せながらも淡々と脱いでおり、

意外にも堂々と裸体を晒している。


3番目のパートは、フェラ抜きである。

先ずは、ディルドーを疑似フェラするシーンから始まるが、これに何の意図や意味が

あるのかは全く以って理解できない。次いで汁男優相手にフェラをするワケであるが、

照れ恥じらいなくペニスをパクつくことからこの時点で新人らしい初々しさたるものは

一切合切消滅している。尚、女優はお願いされてのパイズリシーンも見せ、

最後、射精させて精子を口で受けている。


4番目のパートは、初セックスである。

女優は、男優羽田タカシにキスされると舌を絡まし合い、愛撫されながら脱がされていき、
クンニ、手マンされるも絶頂は見せず、フェラをした後、シックスナインを経て

ペニスを挿入されると様々な体位でファックされて喘ぎ悶えて感じまくるものの絶頂は皆無、
最後は、胸に射精されるとお掃除フェラをしている。

尚、情事に浸る女優を見せずに、男優が感想を聞くと言う無粋な真似をしでかしている。


ラストパートは、セックスである。

女優は、男優森林原人に体を弄られながらベロキスされ、愛撫されながら脱がされていき、
アナルと膣を開かれて視姦され、クンニ、手マンされるも絶頂はなく、

フェラをすると命じられてペニスを咥えながら自らの股間を弄ったり、
パイズリをしたり、ディープスロートをして涙を流すシーンを見せており、

ペニスを挿入されると様々な体位でファックされて喘ぎ悶えて感じまくって5回絶頂し、
最後は、顔射されるとお掃除フェラをしている。

尚、ここでも情事の直後に男優が感想を聞いて余韻に浸る女優を阻害すると言う
無粋な真似をしてしまっている。


エピローグは、自撮りで女優が感想やこれからの抱負を述べているシーンが
映し出されている。


女優は、瀧澤一知佳。

きれいな顔立ちをしており、身長165㎝に、スリーサイズはB96㎝ W58㎝ H92㎝。

Hカップのバストに、腰は括れて、ムッチムチの肉付きをした肢体をしている。



初っ端からインタビュー、初脱ぎ、フェラ抜きをシームレスに行わずに

それぞれを独立したパートとして構成した為にテンポが悪い印象を受ける。

その要因となるのが、各パートのラストに付随しているオフショット風のインタビューで

これでデビュードキュメントの体裁を整えているつもりなのであろうが、

冒頭で述べた様にインタビューの何たるかを理解していない監督がやることで

付け焼き刃でしかないが、逆に悪目立ちしたいが為の演出でない事は、

後半でもオフショットは用意されているもののそれは演者である男優に任せている事からも

明白であり、この事から悪目立ちする意図なく、体裁だけ整えたつもりで、

ドキュメントたらしめていないのであれば、監督の無能さは火を見るよりも明らかであろう。


それは兎も角、このような前半に対してセックスを立て続けに用意している後半部分が

本作のメインとなっている事で偏った構成になっているが、

前半を時間的にもっと端折った上で、きちんとしたインタビューを用意してくれれば、

これはこれで悪くない組み立て方であろう。



女優であるが、初脱ぎシーンで表情を強張らすものの堂々と全裸を晒したり、

初セックスから緊張を見せずに早々と快楽に溶ける様な雰囲気を見せている事から

デビュー作特有の初々しさが演出されておらず、羞恥に期待する手合いの趣向に合わない。

しかしながらこれとバーターする形で、女優は新人ながら性的パフォーマンスを

出し惜しみするこなく発揮しており、個人的には「良き」であったが、


2つ用意されているセックスの内、絶頂もしくは「イク」と口にだしているのは、

ラストの用意されたカラミだけである。

しかしながら、絶頂がないだけで初セックスも女優がヨガリ狂う様に感じていることから

見応えがない訳でなく、使えるセックスシーンが一つだけだからと言って

本作はデビュー作である事を鑑みれば、コストパフォーマンスが悪い事にはあたらない。

また、今後に期待できる性的ポテンシャルの片鱗を感じさせてくれる良い

女優さんであると思われ、


派手な反応こそ見せないが、快楽の淵に深く堕ちていく様に虚ろになって喘ぎ悶えて

体は波打ち脚を震わせてヨガリまくり、全身を硬直させての深逝き絶頂を何度も見せて

朦朧となって余韻に浸ると言う高い性的パフォーマンスを発揮している。


結果的に、抜ける作品である。


新人 瀧澤一知佳 ~人妻36歳。旦那に内緒の不貞行為~