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 今こそすべての日本国民に問います。なぜ、だいの大人がギャンブルに現を抜かすのか?

公営ギャンブルをする人には3種類の人間がいます。

一つはドアホ、一つはコモン、一つはイカレである。

競馬でも競輪でも競艇でもいいんだけども、公営ギャンブルで儲けようとしている人は

ドアホだと思う。なぜなら儲かるはずのない仕組みとなってるから。
だってそうでしょう?例えば100円で馬券を買った瞬間に、それは75円の価値しかない。

25%はJRAに差し引かれているます。所謂「テラ銭」というやつです。

違う言い方をすれば100の投資に対して、75の配当をするということです。

例えば、100円賭けて100円返って来るとします。見た目は等倍返しのトントンですが、

実際は75円の投資に対して100円の配当ですから125%の回収率と言う事で

勝ち越しているのですね。賢くなくとも普通の人でもバカでも解ると思いますが、

ギャンブルで勝ち続けることなど出来ないでしょう。短期間では勝つこともあるでしょうが、

長く続ければ続ける程に確立論で言えば必ず負けると言う事です。

やればやるほど目減りしていく、賭ければ賭ける程にすり減っていく、

参加すればする程に消耗してしまうのが、ギャンブルの仕組みなんですから。

更に仕組みを鑑みれば、万馬券、いや億馬券、兆馬券、京馬券が出たとしても

JRAの腹は傷みません。掛けた人のお金の総額から25%引いて残った額を勝った人に

分配する仕組みだからです。そう、隣で「捲くれ~」と怒鳴っているオッサンや

後ろで「そのまま~」と金切り声を上げているオバハンらとお金をやり取りを

してるのです。JRAは大人の遊び場を提供しているにすぎないのです。

だからこそです、公営ギャンブルで本気で儲けようとしているのはドアホです。

こういう仕組みも知らないで「今月は勝ち越しているはず」だとか

「逃げ馬は多頭数の人気薄でこそ買え」だとか「休み明けから馬体重が減り続けた牝馬が

穴」などと言っている頭スカスカの低能幼稚のなんと多いことか。


尚、25%のテラ銭に関してですが、正確にはJRAが15%(競馬の運営費)で

国が10%(国庫納付金)と言う内訳になっています。

(税金と言う言葉を使わないのは、高額配当のとき二重課税になってしまい

税金を取ることができないのを回避する為の詭弁でしょう)


次はコモンのお話です。コモンとは普通の人のことです。

競馬で儲けようとはせずに、楽しもうとする人たちのことです。

目的は金儲けにおいていないのですから、例えばネズミーランドに遊びに行くのと

同じ概念で競馬場に行くようなものです。誰もネズミーランドで儲けようなどとは

思いませんよね。お金を払って楽しみます。あたり前田のクラッカーです。

競馬場の広大なターフは見ていて壮大ですし、疾駆するサラブレッドの姿は美しく、

小さなお子さん連れでもそれ用の遊び場が設けられていますし、

馬券を買って適度にハラハラドキドキできますし、家族そろって笑顔に笑顔です。

まさに、テーマパークであり、アミューズメントパークでもあると言うわけですね。

このタイプが最も真っ当でありましょう。


そして最後の紹介するのが『イカレ』です。

このタイプもまた金儲けを目的としていません。

もちろん勝つことに越したことはありませんが、

結局の所、突き詰めていけば勝ち負けなんぞはどうでもいいのです。

かと言って『コモン』タイプの様な楽しみ方でもありません。


勝つことを目的としていない。極論するならば、目的すらない。世の中には手段の為なら

目的を選ばないと言う様などうしようもないイカレが確実に存在する。

「ふるえるぞハート!燃えつきるほどヒート!!おおおおおっ刻むぞ血液のビート!」

と言う様な感覚を味わいたいが為だけ、

所詮この世は修羅の巷の一夜の夢、一睡!一酔!夢の残骸、僅か数分の刹那に死神と踊る。


そうである為には自身を亡ぼしかねない様な法外な金額で挑まなければならぬ。

運命がカードを混ぜ、賭場は1度、勝負は1度きり。全てを賭けて勝負する。

無限に奪い無限に奪われる、夢幻に滅ぼし夢幻に滅ぼされる、

野心の昼と諦観の夜を超えて敗北がくる勝利と共に正気のまま狂う。

それ程に度し難いのだよ。そう、もはやイカレです。重篤な病気です。

依存症などと言う生易しいものではない狂気の正気です。


そんな事よりちょっと俺の話を聞いてくれ 

今日、車を停めたんだよ。 1番駐車場から9番駐車場までがあってさ、俺は9番駐車場に

停めたんだ。そしたら係員がやって来て「ここに車を停めてはいけません」て言うんだよ。

俺は理由を聞いたんだ、そしたら係員の奴、こう言ったんだ 『車は急(9)にとまれない』 


パトラッシュ、疲れたろう。僕も疲れたんだ。なんだか、とても眠いんだ。