そもそも、インタビューと言うは、インター（inter）は「お互いに」と

ビュー（View）は「見る」から成り立っている事からも「お互いに見つめ合う」との

意味から発展した英単語であり、具体的には質問をして情報を得るために

行われるものである。

おそらく監督はこの意味を全くと言って言い程に理解していないのであろう。

この時点で、本作には多くの事が望めない事は、就学前の子供でも理解できよう。

そして、どちらにせよ、ステレオタイプのパターンの上に、

この程度の稚拙で幼稚な演出では、ドキュメント性も担保出来てはいない。


内容は、140分でセックスのみ３パートだけで構成されており、

オナニーやフェラ抜き、おもちゃ責めをパート化していない事は非常に評価できる。

また、各パートには差別化が行われており、それぞれ、椅子や床、バスルーム、

ベッドなどプレイの場所を変え、普通の服装に、スク水、ＪＫコスと衣装も替え、

胸、尻、顔と射精する部位にも変化を付けている。


尚、担当する男優は、タイトルにもある様に中年のオジサンと言う事で、吉村卓、

阿部智広、ラストに用意されている３Ｐには一条真斗、沢木和也が起用されている。



監督がパートの冒頭では、男優に被る形で喋りで女優に絡むだけでなく、

セックスの最中にも、どうでもいい事を女優に喋りかけると言う愚行を犯しており、

そもそもプレイに関係のない第三者が口を挟むなど不自然極まりなく、

また、ホモビデオでもあるまいし、男優なら兎も角も、おっさんの汚い声を

聞かされるなど不快の極みであり、更には、セックス直後に余韻に浸る女優を

映し出さずに、男優と共に女優に不必要な言葉を掛けたり、

想定内の返事しか期待できない感想を聞くなど、無粋な真似をしでかしており、

本来、黒子のであるはずの監督が悪目立ちするなど見苦しいにも程があり、

ユーザーのことを１㍉足りとも考えていない証拠であろう。


そう言えば、この嵐山みちるとか言うバカ監督は、わざわざ自分の名前をロゴ化したものに

エフェクトを掛けて画面で強調するなど、承認欲求を拗らせており、

客観的に見れば、表面上は監督などどうでもいい存在でありながら

このようなバカげた自己主張をするなど草すら生えない。

この監督、とうとう自己愛性人格障害と言う精神疾患を発病した様である。


ちなみに、この病気は以下の特徴を有する。

1. 自己の重要性に関する誇大な感覚。
2. 限りない成功、権力、才気、美しさ、あるいは理想的な愛の空想にとらわれている。
3. 自分が"特別"であり、独特であり、他の特別なまたは地位の高い人たちにしか理解されない。または関係があるべきだ、と信じている。
4. 過剰な賞賛を求める。
5. 特権意識。つまり特別有利な取り計らい、または自分の期待に自動的に従うことを理由無く期待する。
6. 対人関係で相手を不当に利用する、つまり、自分自身の目的を達成するために他人を利用する。
7. 共感の欠如。他人の気持ちおよび欲求を認識しようとしない。またはそれに気づこうとしない。
8. しばしば他人に嫉妬する、または他人が自分に嫉妬していると思い込む。
9. 尊大で傲慢な行動、または態度。

まさしく完全に一致している。


また、本作はデビュー２作目である女優の『初イキ』をフューチャーした商品でもあるが、

初っ端に用意されたセックスパートでの初絶頂シーンが、あからさまに男優の誘導による

子供だましも甚だしいもので、絶頂を知らない女優に対して「イク」と言う感覚を

言語化して無理やり押し付ける形で「イク」と言う事を強要しての『初逝き』とし、


このような不自然極まりない演出の下での『初イキ』から始まる絶頂シーンは、

何もかも胡散臭く感じられ、所謂、ビジネス逝きとでも言うべきナンチャッテの

疑念が拭えない。

監督はバカなのは明白であるが、ユーザーはそうでないのだから、

子供騙しもよいとこであり、もしも、監督が、ユーザーも自分とと同類だと

考えているのであれば、今すぐ、職を辞して転職して田舎に帰って家業でも継いで

ご両親を安心させるべきであろう。


また、３Ｐにおいて、仕事の有無関係なく、男優が２人ともの画面に入りっぱなしに

なっている事から女優の画面占有率が低下しており、

これは即ち、むさ苦しい野郎ばかりが目に付く次第となるばかりでなく、

沢木とか言うロートル男優を起用するものであるから、必死にペニスを扱いて勃起を

保とうとしている不快で見苦しく気持ち悪いシーンが映り込んでおり、

ホモビデオでもあるまいし、こんな演出をする監督にセンスはないと言う他なく、


また、業界人が思っている様に、ユーザーにしてみれば、３Ｐにプレミアム感などは

1㍉も見出していないにも関わらず、御大層にクライマックスに３Ｐを用意するのは、

本作の監督も含めて業界人達の想像力は無さ過ぎる。


ただ、３Ｐの不味い差配云々、監督の悪目立ち云々よりも何よりも

本作の全ては『初逝き』が台無しにしており、これ以降の絶頂シーンは

全てビジネス逝きの疑念は拭えなくなり、

こんな不自然な『初逝き』をプロデュースすれば、

女優の今後のキャリアまで台無しにしたと言っても過言でない。

全く以って度し難い商品であり、


結果的に、抜けない作品である。