ラグジュTV 976 (新川優里) : Av on the Rocks

プレステージ系の動画配信サービス、ＭＧＳのコンテンツ作品である。

このシリーズに２回目の登場となる素人女性へのインタビューから始まる体裁だが、

実際は既存のＡＶ女優新川優里を起用している事からナンチャッテ企画ではある。

インタビューを兼ねていた男優小田切ジュンが画面に登場すると女優は体を弄られ、

耳や首を舐められるとキスされて舌を絡まし合い、脱がされて下着姿になると

体を愛撫されて舐められ、膣を擦られて2度絶頂すると、ここで一旦プレイが中断する。

シーンが切り替わり、ビキニ姿となった女優は、胸を揉まれながら股間を弄られて

乳首を舐められ、膣を開かれて視姦されると触られてピチャピチャと濡れ音を響かせ、

手マン、クンニされて3回絶頂し、バイブで責められて6回絶頂しており、責められながら

鏡の前で自らの痴態を見せ付けられたり、スパンキングされたり、アナルを舐められており、

再びクンニされて立て続けに絶頂、ベロキスされると手マンされて潮を吹きながら絶頂し、

男の体を舐めるとフェラをし、睾丸や肛門を舐めるシーンもあり、

手コキしながら手マンされた後、ペニスを挿入されると様々な体位でファックされて

喘ぎ悶えて感じまくって11回もの絶頂を繰り返して逝きまくり、

最後は顔射されるとお掃除フェラをして終わっている。

女優は、新川優里。

綺麗な顔立ちに、身長160cmに、スリーサイズが、B80cm W57cm H80cm。

Bカップのバストに、腰は括れて、程良い大きさの尻をしたスレンダーボディをしている。

本作で976作目を数える長寿シリーズである故に、製作陣は色々と差別化を

図りたいのであろう。その施策の一環として衣装としてビキニを取り入れた演出と

なっており、安易と言えば安易、短絡的と言えば短絡的であるが、

水着を用いた何種類かの演出の中のその他のパターンで見られた水着と全く関係ない

ローションマッサージを取り入れたり、水着だから水と言う幼稚な考えのもと、

バスタブでのプレイなどと本来、このシリーズが持っているシンプルでオードソックスな

美点を阻害することなく、普通のプレイに、ただただ衣装はビキニと言うのは、

稚拙で幼稚なアイデアによる差別化であるものの、根幹的な良さをスポイルしていないのは

不幸中の幸いであろう。

しかしながら、最初は私服から始まり、ビキニに着替えて再登場と言う段取りでは

プレイの流れがシームレスではなくなる事から仕切り直しそのものが不自然であり、

中途半端な愛撫だけで終わる初っ端のプレイは捨てパートと同義、

はっきり言って意味のない演出であり、こんな無様な有様であるならば、

始めからビキニでのプレイで良いのではないか。

もう少し作品を俯瞰的に判断して演出する裁量のある人材を育成及び発掘する

必要性があるように思われる。

でないと良質なシリーズにこれまで以上に不純物が混ざることが加速されるであろうことは

目に見えている。

それはともかく、女優は敏感に体を波打たせて喘ぎ悶えて感じまくり、

全身を硬直させるとビックンビックンさせて何度も何度も絶頂すると言う

素晴らしい性的パフォーマンスを発揮しており、

それに加えて女優の魅力を阻害する演出がなかった事から

金を払う価値があった商品であったと言える。

結果的に、抜ける作品である。