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タイトルにある設定が稚拙で幼稚な小芝居で描かれたものに、エロがポン付けされた程度の

お粗末な商品であり、とてもとてもドラマ作品と呼べる代物ではない。

さて、もう少し詳しく設定を見ていくと、瞳リョウとピエール剣夫妻は夫がインポの為

夜の営みが巧く行かず、加藤あやのと杉浦隆志夫妻は夫がフェラで射精して満足する

セックスしかしていない事でこれまた夫婦の営みが巧く行っていない。
ここでまずは、欲求不満の奥様方のオナニーを順次用意されているが、

流れ的には連作パート的な構造になっており、

先ずは瞳リョウのオナニーシーン、これを目撃した加藤あやのが触発されて自慰を始める

流れで、それほどエロに特化したものでなく、実際、後者のシーンで1度だけ絶頂が

見られるに過ぎない。

ここから本格的なエロエピソードが展開され、


最初のパート:ピエール剣が杉浦隆志に妻を寝取らせる事を依頼してのレイプであるが、

そこはAVである事から欲求不満設定の瞳リョウが直ぐに感じてしまう為に、

和姦と言っても過言でないカラミとなっている。

尚、女優の絶頂回数は、前戯で0回、ファックで1回と事実上、使用に値せない。


2番目のパート:ピエール剣が加藤あやのを寝取ると言う前パートの逆パターン設定で、

内容に関しては全く同じで、レイプ的な始まりだが、実際はのプレイは和姦である。

尚、女優の絶頂回数は、前戯で1回、ファックで2回とここでも絶頂が少なすぎて

使用に値するものでない。


3番目のパート:加藤あやのとピエール剣のNTRのカップリングでの

パイズリ抜きとなっている。


4番目のパート:瞳リョウと杉浦隆志のカップリングでのフェラ抜きとなっている。


ラストパート:スワッピング乱交と言った感のあるプレイとなっており、

それぞれの夫婦が相手を変えながらセックスが展開する流れとなっている。

瞳リョウの絶頂回数は、前戯で2回、ファックで3回。

加藤あやの絶頂回数は、前戯で2回、ファックで4回。



起用された女優であるが、2人ともに性的ポテンシャルは高く、

瞳リョウは、全身を波打たせて喘ぎ、熱病にうなされた様に悶える姿は

とてもとてもエロティックであり、熟れると言うは劣化する事ではない事を教えてくれる。

そして、全身を硬直させての深逝き絶頂も美しき熟女の雰囲気と相まって堪らない

エロさを醸し出している。

一方、加藤あやのは感度抜群にビクッビクッと痙攣して喘ぎ悶えて感じまくり、

弾ける様な激しくキレのある痙攣を見せて絶頂すると言う

派手な反応での素晴らしい性的パフォーマンスを発揮している。



全体的な構成としては、ドラマ的な要素が強いオナニーパートが立て続けに用意された後、

シングル戦のセックスが2つ用意されているが、前述した様にそれぞれ絶頂回数が

乏しい事で使用に値するカラミとはなっておらず、

また、中盤にこれまたそれぞれの女優に割り振られた「抜き」パートが連続で

用意されている事で、構成的に中弛みを生む原因となっており、

ダラダラとしてグラグラな展開は冗長で退屈となる。

また、最後の乱交スワッピングであるが、どちらの女優も魅力的である故に、

フォーカースする女優を固定できずに鑑賞する為、どっちつかずになる事や

羞恥と嫉妬と快楽の深みに嵌るスワッピングのエロスの表現が、演出的に乏しく

即ち監督の能力が乏しい故に、ただ男女4人がセックスしているだけの

とっちらかった画が拍車を掛けて、エロい印象が希薄となってしまっており、

絶頂回数的にも満足に足るものでなく、

素晴らしい魅力的な女優を2人も起用しておいて、アホなドラマ調のお話に、

エロを演出できない徹頭徹尾無能なゲロクソ監督が災って、

何もかも御破算にして台無しになってしまった何ら価値のない商品と成り下がっている。


結果的に、抜けない作品である。


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